16 8月 2025
137 mins read

究極のゲーミングスマホ対決:Sony Xperia 1 VI vs Asus ROG Phone 9 vs RedMagic 9 Pro+

Ultimate Gaming Phone Showdown: Sony Xperia 1 VI vs Asus ROG Phone 9 vs RedMagic 9 Pro+
  • 3機種ともSnapdragon 8 Gen3を搭載している。
  • Xperia 1 VIのディスプレイは6.5インチOLED、解像度1080×2340(FHD+)、19.5:9、1Hz–120Hzの可変リフレッシュレートを採用している。
  • ROG Phone 9のディスプレイは6.78インチ Samsung E6 AMOLED、解像度2480×1116、最大165Hzで、オーバークロック時は185Hzにも対応する。
  • RedMagic 9 Pro+のディスプレイは6.8インチAMOLED、1111×2480、120Hz、1440Hz PWM調光、画面下カメラを搭載している。
  • Xperia 1 VIは5000mAhバッテリーと30W充電で、実際には1日以上2日持つと評価されている。
  • ROG Phone 9は5800mAhバッテリーと65W充電を搭載し、連続3Dゲームでの長時間駆動が高く評価されている。
  • RedMagic 9 Pro+は5500mAhバッテリーと165W充電に対応しており、0–100%が約16分と報告されている。
  • Xperia 1 VIのカメラは48MP主/12MP超広角/12MP望遠の三眼で、4K/120fps動画撮影が背面すべてのレンズで可能である。
  • ROG Phone 9のカメラは50MP主+1300万超広角+3200万望遠3倍、前面は3200万画素で、8K動画にも対応している。
  • RedMagic 9 Pro+のカメラは5000万画素主+5000万画素超広角+2MPマクロ/深度、1600万画素の前面下カメラで、8K動画対応だが手ブレ補正はない。

2025年のゲーミング&マルチメディア分野で覇権を争う3つのフラッグシップスマートフォン:ソニーのXperia 1 VIASUSのROG Phone 9、そしてNubiaのRedMagic 9 Pro+。それぞれがエリートAndroid端末への独自のアプローチを体現しています――ソニーはマルチメディア重視のデザイン、ASUSは本格ゲーミングマシン、Nubiaはコストパフォーマンスに優れたパワフルモデルです。本記事では、ディスプレイ技術、性能ベンチマーク、ゲーミング機能、カメラ、バッテリー持ち、ソフトウェア、デザイン、接続性、価格などを徹底比較します。さらに、専門家レビューの引用や最新ニュース・アップデート(ソフトウェアパッチや発売時のトラブルなど)、今後登場予定の新機種(Xperia 1 VII、ROG Phone 10、RedMagic 10シリーズ)も紹介。この記事を読めば、それぞれの端末の長所・短所が明確になり、究極の対決でどの機種がトップに立つのかが分かります。

ディスプレイ品質と技術

ソニー Xperia 1 VI: ソニーはXperia 1 VIの画面で大胆な変更を行いました。従来のXperiaにあった超縦長21:9 4Kパネルは廃止され、Mark VIでは6.5インチOLED・19.5:9アスペクト比・1080×2340解像度(FHD+)を採用。スペック上は画素数が減ったものの、実用面では大きなメリットがあります。新ディスプレイはXperia 1 V比で約50%明るく、1Hz~120Hzまでダイナミックにリフレッシュレートを調整でき、滑らかさと省電力を両立しています [1]。アスペクト比の拡大と解像度の低下は、実際の視聴体験を向上させており、明るさやバッテリー持ちが大幅に改善、4Kの細部がなくても多くのコンテンツで問題はありません [2]。ソニーは引き続き色再現性やクリエイター向け設定を重視し、Xperia 1 VIはキャリブレーション済みモード(BT.2020/DCI-P3)、HDR対応、10ビットカラーを搭載。レビューでは、ノッチやパンチホールのない一体型ディスプレイ(自撮りカメラを細い上部ベゼルに収めているため)が、映像やゲーム用途で大きな利点と評価されています。総じて、Xperiaの画面は優れたコントラスト(OLED)と大幅に向上した屋外視認性で、シャープかつシネマティックな体験を提供――その代償として、かつての4K仕様は失われました。

Asus ROG Phone 9: ROG Phone 9は、極限の滑らかさを追求した6.78インチ Samsung E6 AMOLEDを採用しています。デフォルトでフルHD+(2480×1116)解像度、最大165Hzの可変リフレッシュレートで動作し、Game Genieツールを使えばオーバークロックモードで185Hzにも対応します。この超高リフレッシュレートと720Hzタッチサンプリングレートの組み合わせにより、非常に滑らかなゲームプレイと瞬時のタッチ反応を実現します。パネルはHDR10+に対応し、最大2500ニトのピーク輝度で日光下でも視認性が抜群です。AsusはIP68防水を実現するために設計上の妥協を行い、従来のROGのような前面ステレオスピーカーではなく、ROG 9では下部メインスピーカーと上部イヤーピースの組み合わせを採用しました。これによりベゼルが最小限となり、画面が前面をほぼ占有します(ただし、ノッチなしで自撮りカメラを収めるために小さな額縁があります)。色精度も調整されており(Delta-E < 1)、静止画表示時は1Hzまでリフレッシュレートを下げて省電力化も可能です。ゲーマーはこの滑らかさを気に入るでしょう。PhoneArenaによれば、ROGの185Hz画面は「超滑らかな動き」を実現し、あらゆるスワイプが瞬時に感じられるとのこと。要するに、ROG 9のディスプレイはスピードと明るさを重視し、1080pを超える解像度を犠牲にして高リフレッシュレートのゲーム体験を追求しています。

Nubia RedMagic 9 Pro+: RedMagic 9 Pro+は、ほぼ同サイズのAMOLED(6.8インチ)と、やや独特な1111×2480(ほぼFHD+)解像度を搭載しています。興味深いことに、Nubiaはリフレッシュレートを最大120Hzに制限しており、これは競合他社の144~165Hzよりやや低めです。これは画面下インカメラを搭載するためのトレードオフかもしれません。これにより、切り欠きやベゼルのない真のフルスクリーン体験が可能となっています。実際、RedMagicは「フルスクリーン・ベゼルレス」デザインをアピールしており、9 Pro+はほぼ枠なし・ノッチなしで、ゲーマーに途切れのない視界を提供します。パネルは鮮やかな色(DCI-P3 100%カバー)と高輝度(標準で約1300ニト、部分的に1600ニト超)を誇ります。1440Hzの高周波PWM調光にも対応し、低輝度時もちらつきがありません。リフレッシュレートは最高ではありませんが、実際には120Hzでも十分滑らかでバッテリーにも優しいです。最大の特徴は隠れた自撮りカメラで、ゲームや動画視聴時には見えません。トレードオフとして自撮り画質は平均的ですが(画面下カメラでは一般的)、没入感重視ならRedMagicは最適です。レビューでもRedMagicのディスプレイは「ゲーミングフォンとしては特筆すべき体験」と評価されています。ROGの165Hzスペックには及ばないものの、ゲームに最適な美しいフルスクリーンを提供します。

オーディオ&マルチメディア: 3機種すべてにステレオスピーカー3.5mmヘッドホンジャックが搭載されています。これは現代のフラッグシップ機では珍しいことです。ソニーの前面発射型ステレオペアは明確な左右分離を実現していますが、What Hi-FiはXperiaのスピーカーについて「一部のライバルと比べて重みや迫力に欠ける」と評価しています。Xperiaは優れた有線オーディオ品質(ハイファイDACとLDAC/360 Reality Audio対応)でこれを補っています。ROG Phone 9のスピーカー構成は(防水性のため)下部+上部イヤーピース構成に変更され、従来の前面発射型ROGモデルほどの迫力はありません。それでもROG 9は大音量でバランスの取れた音を出し、新しいAeroActive Cooler X Proアクセサリーはサブウーファードライバーも追加し、装着時に低音を強化します。RedMagic 9 Pro+もステレオスピーカー(下部と上部)を搭載し、初期ユーザーによれば「かなり良い」とのこと。DACはハイレゾ音源にも対応しています。3機種ともヘッドホンを接続して遅延ゼロのサウンドが楽しめるため、競技系ゲーマーには大きな利点です。HDR対応OLEDスクリーンにより、映画鑑賞用デバイスとしても優れています。ソニーは依然として色精度の王者(「クリエーターモード」で原色に忠実な表示が可能)ですが、ASUSやNubiaの鮮やかなパネルと大音量スピーカーもメディア視聴を楽しいものにしています。

パフォーマンスとベンチマーク

チップセット&パワー: 内部には、3機種すべてがQualcomm Snapdragon 8 Gen 3を搭載しています。これは現時点で最も強力なモバイルチップの一つで(一部メーカーでは「Snapdragon 8 Elite」とも呼ばれています)、オクタコアSoC(3nmプロセス)は2022~23年のフラッグシップ機に比べて大幅な速度と効率の向上を実現しています。Xperiaでは初めてベイパーチャンバー冷却システムを採用し、パフォーマンス維持を図っています。ROG Phone 9とRedMagic 9 Pro+はさらに進んだ熱管理を実装。ROGのGameCool 9システムはグラファイトシート、ベイパーチャンバー、オプションのファン冷却を組み合わせ、RedMagicは内蔵冷却ファン(20,000rpm超)をICE 13.0冷却の一部として搭載し、グラフェンやベイパーチャンバーも採用しています。スペック上は3機種とも僅差ですが、チューニングは異なります。

ベンチマーク対決: AsusのROG Phone 9は、合成テストでパフォーマンスチャンピオンとして登場します。Xモード(パフォーマンスブースト)を有効にすると、2024年後半のAnTuTuや3DMarkなどのチャートでトップに立ちました。PhoneArenaのレビューでは、ROG 9 Proはストレステストで「競合を圧倒した」とされ、スロットリングなし、発熱も最小限で、重いアプリ使用時には自動的にハイパワーモードに切り替わることが確認されました。ROG 9 ProはGeekbench 6マルチコアで驚異の10,184を記録し、シングルコアではAppleのA18 Proと互角、マルチコアでは上回りました。3DMark Wildlife ExtremeでのGPU性能はROG 8やGalaxy S24 Ultraより約20%高い結果です。実際、ROG Phoneはハードウェアの性能を最大限に引き出すようにチューニングされており、「ASUSはハードウェアの最大性能を引き出す最適化で真価を発揮します。最高のパフォーマンスが欲しいならXモードに…[ダイナミック]モードも弱点がないように感じます」。アプリの起動も速く、重いゲームも最高設定で楽々動作します。端末の操作感は「稲妻のように速く…この速さと反応性に慣れるまで時間がかかるかもしれません」。これは間違いなく世代最速のAndroidスマートフォンであり、その速度を持続するよう設計されています。

同じチップを搭載したRedMagic 9 Pro+も、決して見劣りしません。アクティブ冷却を採用しているため、ゲーム中に高クロックをより長く維持できます。AnTuTu v10では、一部のRedMagic 9 Pro+が200万点超を記録しており、驚異的なスコアです(約210万~230万の報告もあります)。内蔵ファンと効率的な熱設計(NubiaはICE 13によって負荷時に最大「64°F低温」を謳っています)が、安定したパフォーマンスを支えます。実際の使用では、RedMagicは大きなサーマルスロットリングなしで高いフレームレートを維持できます。ただし、NubiaのソフトウェアチューニングはAsusのXモードよりやや控えめです。それでも9 Pro+は、市場のどんなゲームも最高設定で楽々動かせます。さらに、最上位モデルでは24GBのLPDDR5X RAMを搭載し、スムーズなマルチタスクと将来性を確保。ストレージはUFS 4.0または4.1で非常に高速、ロード時間も短縮されます。要するに、RedMagicは他のSD8Gen3搭載機と同等のエリート級パフォーマンスを発揮し、長時間の使用でもアクティブ冷却によって端末の発熱を抑える独自の強みがあります。あるレビューでは、「見た目が良く、写真もきれいに撮れて、非常に高いパフォーマンスと急速充電、さらに素晴らしい画面とかなり良いスピーカーも欲しいなら、RedMagicを検討しない理由はない」と評されています。パフォーマンスは十分、あとは全体のバランスをどう評価するかです。

ソニーのXperia 1 VIは、同じSnapdragon 8 Gen3チップ(12GB RAM搭載)を使いながらも、より控えめなアプローチを取っています。ソニーは「モンスターモード」のようなパフォーマンス切り替えを用意せず、標準的なプロファイルでチップを動かし、発熱やバッテリーとのバランスを重視しています。それでもXperia 1 VIはキビキビとした動作で、新チップにより前世代のXperia 1 Vと比べてCPU性能が約30~40%、GPUが25%高速化しています。日常使用は快適で、ゲームも非常にスムーズに動作します。ベンチマークでも良好な結果ですが、スリムな設計と内蔵ファン非搭載のため、極端な負荷では他のゲーミング機より早くクロックダウンが発生します(ソニー独自のベイパーチャンバーで多少は緩和)。とはいえ、Xperia 1 VIのパフォーマンスは一般ユーザーや上級モバイルゲーマーにも十分すぎるほどで、ROGやRedMagicほど長時間の高負荷には強くありませんが、日常用途では全く問題ありません。端末の方向性も異なり、ソニーは「十分に速く、発熱も抑えた」運用を重視し、ベンチマークの頂点を狙っていない印象です。その恩恵として、Xperiaは熱管理と低解像度ディスプレイにより、通常使用での発熱が控えめです。また、Snapdragonの高効率性により、チップを常に限界まで使わずとも優れたバッテリー持ちを実現しています(詳細は後述)。まとめると、3機種とも同じ最先端のQualcommパワーを搭載していますが、ROG Phone 9がハードコアな性能重視層に最適で、RedMagic 9 Pro+がそれに続き、Xperia 1 VIはより抑えめながらもフラッグシップ級のパフォーマンスを提供します。

ゲーム体験と機能

純粋なゲーミング性能に関しては、ROGとRedMagicは目的特化型の武器であり、Xperia 1 VIはゲームも得意な万能型ですが、特化したゲーミング機能はありません。ゲーミング特化機能を分解して見ていきましょう。

  • コントロール&トリガー:ROG Phone 9は、AsusのシグネチャーであるAirTriggerシステム(マッピング可能なゲームパッドボタンとして機能する、端末のショルダー部分の超音波タッチセンサー)を引き続き搭載しています。これらのバーチャルトリガーは、タップ、スライド、または握る操作ができ、さらにモーションジェスチャー(ジャイロスコープによるエイムなど)も使えるため、コンソールのような体験が可能です。AirTriggerは(Armoury Crateアプリ経由で)高度にカスタマイズ可能で、例えばデュアルアクションやスワイプ入力の割り当て、1つのトリガーで複数のアクションを実行する(複雑なゲームで便利)こともできます。さらに、AeroActive Cooler X Proスナップオンアクセサリー(別売、最上位Pro Editionには同梱)は、グリップ部分に物理トリガーボタン2つを追加し、実質的に端末をコントローラー化します。Asusは今世代でROG Tessenハンドヘルドコントローラーも導入しました。ROG 9をこのゲームパッドシェルにスライドさせると、物理アナログスティックとボタン、Switchスタイルの [3]が利用できます。これらのオプションを組み合わせることで、ROG 9はゲーム入力において非常に多用途になります。タッチ操作派も物理ボタン派も、この端末なら選択肢があります。SonyやNubiaは公式コントローラーアクセサリーを標準では提供していません。RedMagic 9 Pro+は独自のショルダートリガーソリューションで対抗します。フレーム上に静電容量式タッチトリガー(通常520Hzのタッチサンプルレート)があり、ゲーム内でマッピング可能です。物理ボタンではありませんが、ハプティックフィードバックが得られます。多くのRedMagicユーザーは、これをシューター系ゲーム(例:エイムや射撃をショルダーに割り当て)で非常に便利だと感じています。また、クイック設定用のゲームモードオーバーレイを起動する専用Game Spaceスライダーもあります。RedMagicは外部コントローラーを同梱していませんが、サードパーティ製コントローラーのサポートや、独自のマグネット式ゲーミングトリガーやドックアクセサリーも公式サイトで販売しています。Xperia 1 VIには内蔵ゲーミングトリガーはありませんが、右側に独自の2段階カメラシャッターボタンがあり、一部のゲームやマッピングアプリで追加コントロールとして再割り当て可能です。例えば、理論上はゲーム内で射撃ボタンとして使うこともできます。ただし、ROGのAirTriggerほど柔軟ではありません。Sonyはソフトウェア面に注力しており、Game Enhancerアプリでパフォーマンスモードの調整、通知ブロック、リフレッシュレート固定、さらには簡単にゲームプレイのライブ配信や録画も可能です。Xperia端末はPlayStation DualShock/DualSenseコントローラーをBluetoothで接続して本格的なゲームパッド体験もでき、一部ユーザーが活用しています。
  • 熱管理: 3機種とも高負荷時にハードウェアをできるだけ冷却する点で優れていますが、その方法は異なります。ROG Phone 9は、大型ベイパーチャンバー、グラファイトシート、ヒートスプレッダーなどの強力なパッシブ冷却に依存しており、長時間のプレイにはAeroActive外付けファンの使用を推奨しています。AeroActive Coolerを装着すると(過去バージョンでは小型のペルチェ素子も追加)、ROG 9はほぼ最大パフォーマンスを無期限に維持できます――長時間の原神やPUBGセッションに最適です。外部ファンなしのストレステストでも、ROG 9 Proは著しい発熱やサーマルスロットリングを起こしませんでした。Asusは、SoC配置やグラファイトシートの再設計により、ROG 8比で約12%の冷却効率向上を謳っています。本体は温かくなりますが、ソフトウェアのおかげで必要に応じて自動的に高パフォーマンスモードに切り替わり、発熱をバランスします。さらにXモードでは「バイパス充電」機能を有効にでき、ゲーム中はバッテリーを充電せず直接給電することで発熱を大幅に抑え、バッテリー寿命も守ります。これはROGユーザーに好評な機能です。RedMagic 9 Pro+は最も積極的な内蔵冷却を持ち、わずか数機種しかない内蔵ファン(最大22,000rpm回転)を搭載しています。通気口や透明な背面(モデルによってはRGBライティング付き)からファンが見え、このファンが積極的に熱を排出します。音は小さいですが聞こえます。Game Spaceでファン速度を調整可能です。ファンと複雑なヒートシンクシステムにより、RedMagicはチップセット温度を大幅に低く保てます――Nubiaは、同様の冷却を持たないスマホと比べて高負荷時に最大15~18°C(約64°F)低いと宣伝しています。実際、RedMagicは長時間触っても冷たさを保ちますが、最終的にはアルミフレームが熱を持ちます。フレームレート維持には非常に優れており、長時間でもフレーム落ちが少ないのが分かります。欠点は、冷却用通気口によるホコリの侵入や防水性の欠如(公式IP等級なし)です。多くのゲーマーにとってはこのトレードオフは価値があり、RedMagic 9 Pro+は原神のようなゲームを最高設定で1時間プレイしても約40~41°Cに収まり、一般的なスマホならその前にサーマルスロットリングが発生します。NubiaのGame SpaceではCPU/GPUの温度やクロックをリアルタイム表示でき、「エクストラクーリング」モードでファンを最大回転にすることも可能です。全体的にRedMagicのアプローチは力技だが効果的――まさにゲーミングPCの手法をスマホに凝縮したものです。Xperia 1 VIは外部ファンやファンベースの補助はありませんが、前モデルより内部冷却が改善されています。ベイパーチャンバーで熱を均等に分散し、新しいチップセットの効率化で同じ作業でも発熱が減少。Xperiaは長時間のカメラ使用時に保護のためスロットリングがかかることで知られています――例えば旧モデルでは4K動画の長時間撮影で熱警告が出ることがありました。Xperia 1 VIは、4K画面を廃止したことでGPU負荷が大幅に減り、こうした状況にもより良く対応できるようになったとされています。ゲーム用途ではGame Enhancerのパフォーマンスモードでサーマルリミットをやや引き上げられますが、高負荷では本体がかなり熱くなり、長時間押し続けるとフレーム落ちする場合もあります。カジュアル~中程度のゲームセッションには十分ですが、何時間も連続でプレイする本格ゲーマーにはROGやRedMagicの冷却ソリューションが魅力的です。
  • ゲーミングソフトウェア&特別機能:ROG UI(Armoury Crate)にはゲーマー向けの機能が満載です。Armoury CrateはROG 9の中心的なハブで、ゲームの整理、ゲームごとのパフォーマンスプロファイルのカスタマイズ、タッチやディスプレイ設定の調整、さらには背面のAniMe Matrix LEDディスプレイ(ROG 9 Proの背面)にカスタムピクセルアートや通知を表示することもできます。新しい「Gaming AI」機能では、X Capture(キルや実績を達成した際に自動でハイライトを録画)やX Sense(ゲーム内の重要イベント時に画面上で通知)などが可能です。ROG 9ではさらにAIアシスタント(英語のみ)が導入されており、ゲームシナリオを認識してプレイ中にヒントを提供します。これは新しい試みですが、その有用性は状況によります。全体的に、ROGのソフトウェアはファン速度やCPU/GPUの調整、RGBライティングやマクロの設定まで細かくコントロールできます。RedMagicのGame Spaceは、物理ゲームスイッチをスライドするとスタイリッシュなオーバーレイを表示します。温度やFPSの表示、通知ブロック、画面録画、ファンのオン/オフ、エイムアシスト(クロスヘアオーバーレイ)、さらには対応ゲームでの「4D Shock」ハプティックフィードバックの切り替えなどが素早く操作できます。RedMagicには特定のゲームでタッチ感度や解像度を上げる機能もあります。ROGのArmoury Crateほど細かいカスタマイズはできませんが、基本的な機能はしっかりカバーしています。面白い機能として、RedMagicにはRGBライティング(モデルによる)が内蔵されており、例えばファン周囲のLEDリングやLEDロゴなど、色やパターンをカスタマイズできます。RGBはゲームの腕前を上げるわけではありませんが、ゲーマーらしさを演出します。SonyのGame Enhancerはよりミニマルでありながら、焦点が絞られています。パフォーマンス重視かバッテリー重視かのプロファイル選択、フレームレートの上限設定、特定ゲームごとの画面リフレッシュレートの手動調整が可能です。特筆すべきは、Sonyは配信者やコンテンツクリエイター向けの機能も備えている点です。Game Enhancerメニューから、フロントカメラのオーバーレイや音声ミキシング付きで簡単にゲームプレイを録画したり、YouTube/Twitchに配信したりできます。Xperia 1 VIの120Hz画面とPlayStationコントローラー対応により、リモートプレイでのコンソールゲームやクラウドゲーミングサービスにも最適です。また、21:9に近いディスプレイなので、ワイドアスペクト比対応ゲームではXperiaで視野が少し広く表示されます。まとめると、Xperiaのゲーミング機能はユーザー体験やメディアの向上に重点を置いており、ROGやRedMagicは競技的なゲーミング優位性を追求しています。

日常的なゲームプレイでは、3機種とも主要ゲームを優れたフレームレートで快適に動作させます。ROG Phone 9とRedMagic 9 Pro+はほとんどのタイトルにとってオーバースペックで、Fortnite、Call of Duty Mobile、PUBG Mobileも最高画質・高FPSで余裕です。両機種ともエミュレーターアプリでのコンソールゲームも非常に快適に動作します(大容量RAMがエミュレート時に有利)。Xperia 1 VIもほぼ同様ですが、激しいゲームプレイ時には他のゲーミングフォンより発熱やバッテリー消費がやや早いかもしれません。それでもXperiaは120Hzリフレッシュレートの恩恵とレスポンシブなタッチ入力で、滑らかなゲーム体験が得られます。ひとつ触れておきたいのはディスプレイのタッチサンプリングです。ROGは720Hzのタッチポーリング、RedMagicは理論上960Hz、Xperiaは約240Hzです。実際にはどれも非常に反応が良いですが、コアなプレイヤーはROGやRedMagicの方が入力遅延でわずかな優位性を感じるかもしれません。

結論(ゲーミング):ROG Phone 9は、最も完成度の高いゲーミング体験を提供します。タクタイルなAirTriggers、多数のアクセサリー(ファン、コントローラー、ドック)、AI支援のゲーム内機能まで含むソフトウェア最適化など、まさに数年間フルスロットルでゲームを楽しむために作られています。RedMagic 9 Pro+は純粋なゲーミングデバイスとしては僅差の2位です。パワフルな性能と冷却機能に加え、多くのゲーマーに愛されるショルダートリガーやフルスクリーンディスプレイを備えています。ゲーミング機能においてはおそらくコストパフォーマンスが最も高いですが、ソフトウェアの完成度はやや劣り、アクセサリーのエコシステムも(主にNubiaが販売するものに)限られています。Xperia 1 VIは、「ゲーミングフォン」ではないにもかかわらず、驚くほどゲームに適しています。120Hz HDRディスプレイと高音質オーディオでゲームが美しく、迫力あるサウンドで楽しめ、どんなゲームも快適に動作します。ただし、内蔵トリガーボタンや派手なRGBライト、冷却ファンなどの付加機能はなく、ソニーの熱制御はより慎重に調整されています。これらの中から選ぶ熱心なゲーマーにはXperiaは少し物足りなく感じるかもしれませんが、バランスの取れたスマホでゲームもしたいカジュアルゲーマーにはXperiaで十分満足できるでしょう。

カメラシステムと実際の写真撮影

ゲーミングフォンは歴史的にカメラ性能を犠牲にしてきましたが、ソニーのXperiaシリーズはカメラ重視です。今回もその傾向は当てはまるのでしょうか?比較してみましょう。

Sony Xperia 1 VI: Xperiaのトリプルカメラ構成はSonyのAlpha DNAを受け継いでおり、特に熟練者の手にかかれば非常に高性能です。搭載されているのは、48MPメインセンサー(1/1.35型 Exmor T積層型)(OIS搭載)、12MP超広角(16mm、1/2.5型)、そして12MPペリスコープ望遠で、独自の連続ズーム機構により85mmから170mm(約3.5倍~7.1倍光学ズーム)まで対応します。望遠レンズは“テレマクロ”撮影も可能なほど近接にもピントを合わせられます。実際の使用では、Xperia 1 VIのカメラは非常に多様性があり、超広角の風景から7倍ズームの遠くの被写体までシームレスに撮影できます。この可変望遠レンズは他社にはない注目の機能で、TechRadar「使っていて本当に楽しい…指先で得られる撮影の柔軟性は創造性を解放してくれる。Xperia 1 VIは今年最も楽しかったカメラの一つだ」と高く評価しています。色再現はナチュラル寄り(Sonyは過度な彩度を避ける)で、Xperia 1 VIの新しいAI処理により、ホワイトバランスや露出も前世代より改善されています。ただし、Xperiaは最良の結果を得るには多少の工夫が必要です。フルオートモードでは、SamsungやGoogleのような強力なHDRやナイトモードの処理は行わないため、難しい光条件では出力が暗めだったり、シャドウ部のディテールが少なく見えることがあります。実際、暗所でのオート撮影では、TechRadarはXperiaを「この価格帯で最も劣る…他社と比べてシャドウ部のディテールが足りない」と評価し、ライバル機はより明るくクリアな夜景を簡単に撮れると指摘しています。これはある意味で意図的で、Sonyは熱心なユーザーが統合されたCamera Proアプリ(従来のPhoto Pro、Cinema Proアプリを統合)で強力なマニュアル操作を使うことを想定しています。設定を調整したりRAW撮影をする意欲があれば、Xperiaは写真家のビジョンに忠実な驚くべき画像を生み出せます。また、ここで唯一、すべての背面レンズで4K/120fps動画撮影が可能です(Sonyは不要と判断し8K動画は非対応)。フロントカメラは12MP(f/2.0)のベーシックなもので、十分実用的ですが最高レベルの自撮りには及びません。Sonyはベゼルデザイン維持のため控えめにしたのかもしれません。総じて、Xperia 1 VIは写真愛好家に理想的で、レンズ間で一貫した色再現、プロ仕様のアプリ、物理シャッターボタン、さらに大容量写真のためのmicroSD対応も備えています。カジュアルなオート撮影派にはiPhoneなどと比べて物足りなく感じるかもしれませんが、使いこなせば真価を発揮します。PhoneArenaのテストでも好意的なカメラスコアを得ましたが、HDRや暗所での課題が残るとし、「有望だが課題もある」と評しています。それでも多くの愛好家は本機を「写真愛好家の第一選択」と考えています。

Asus ROG Phone 9(Pro): ROG 9シリーズは今世代でカメラの品質が大きく向上し、もはや明確な弱点ではなくなりました。5000万画素のメインカメラSony Lytia 700センサーとOIS搭載—さらにROG 8から引き継がれた6軸ジンバル手ブレ補正機構も)、1300万画素の超広角、そしてOIS付き3200万画素の望遠3倍ズームを備えています [4]。この構成はスペック上、多くの一般的なフラッグシップスマホよりも優れており、実際の撮影でも十分な写真が得られます。ただし、ROGは依然としてゲーミングを重視しているため、カメラのチューニングは最高レベルではありません。PhoneArenaがROG 9 Proのカメラセクションをユーモラスに紹介したように:「見て…これはゲーミングフォンだ。でも悪くはないよ。」。日中はメインカメラでディテールの細かい写真が撮れますが、Asusは写真を過度にシャープにしがちで、ダイナミックレンジも限定的—ハイライトが飛びやすく、色味もやや平坦または「淡い」印象になることがあります。暗所撮影は前世代ROGより改善されており、Asusはナイトモードを強化し、ジンバルOISがブレを軽減します。それでもノイズが入りやすく、強い光源は白飛びしがちです。3200万画素の望遠は歓迎すべき追加機能(ROG Phone 7には望遠レンズがありませんでした)で、最大10倍デジタルズームでもテストでは「共有できる」写真が撮れましたが、それ以上は画質が劣化します。超広角はまずまずで、夜間は苦手です(小型センサーなので当然)。自撮り(3200万画素フロントカメラ)は明るい場所ならかなり良好ですが、オートフォーカスはありません。夜間は予想通りソフトになります。動画機能は8K録画(Xperiaには非搭載)や、EIS付き4K60fpsまで対応しています。総じて、ROG 9のカメラは日常のスナップには十分許容範囲—iPhoneやPixelには及びませんが、PhoneArenaの結論の通り、「写真は十分…Galaxy S24 UltraやiPhone 16 Pro Maxには及ばないが、ゲームの合間に思い出を残すには全く問題ない。」。つまり、ROG Phone 9はついに「カメラが大きな妥協点」と感じずにメイン機として使えるようになりましたが、写真撮影が売りというわけでもありません。ゲーマーは、少なくとも今は十分なカメラが搭載されていること(横持ち時にAirTriggerをシャッターボタンとして使えるなどの遊び心も含め)を評価するでしょう。

Nubia RedMagic 9 Pro+: これまでRedMagicのカメラは平凡でしたが、9 Pro+はカメラハードウェアを強化し、多くの人を驚かせました。5000万画素のメインカメラ(おそらくSamsung GN5 1/1.57インチセンサー、f/1.9絞り)を搭載し、特筆すべきは5000万画素の超広角(これは珍しく、ほとんどのスマホは8MPまたは12MPの超広角を採用)と、象徴的な2MPマクロ/深度も備えています。メインカメラにはOISがなく、Notebookcheck/OI Spiceが指摘したように、ビデオにもジャイロEISがありません——これは安定性の面で欠点です。それでもRedMagic 9 Pro+は、良好な光の下で印象的な写真を撮ることができます。大型のメインセンサーと高解像度の超広角により、ディテールの描写力は強力です。色味は派手になりがち(ソニーよりやや鮮やかで、典型的な中国系OEMのチューニングに近い)。実際、レビューアーはそのカメラを称賛しています:「エレガントなデザイン、良いカメラ、美しいディスプレイ、強力なハードウェア、非常に高速な充電」と、あるポーランドのレビューはまとめています。別の情報源は、このゲーミングフォンで「印象的なカメラ品質と長持ちするバッテリー寿命…がボーナスとして得られる」と述べています。ただしOISがないため、暗所撮影は当たり外れがあり——AIスタッキングと高ISOに頼るため、手ブレがあるとノイズやぼやけが発生することも。5000万画素の超広角は昼間に最適で、通常よりも画質の低下が少なく広いシーンを撮影できます。マクロは小さな2MPレンズが担当しており、ほぼおまけ機能です。フロントカメラは1600万画素の画面下カメラ(UDC)——ノッチがないのはクールですが、このUDCの画質はかなりソフトで、標準的なセルフィーカメラより劣ります。ビデオ通話やロック解除には十分ですが、細かい自撮りには向きません。これはNubiaがシームレスな画面のために選んだトレードオフです。RedMagicのビデオ撮影は8Kまで対応(ただし手ブレ補正がないため、8Kはほぼ自慢用)。4K30の動画は静止したシーンでは見栄えしますが、EIS/OISがないため揺れが目立ちます。

まとめると、ソニーXperia 1 VIが写真撮影の王者です:本格的なフラッグシップカメラ体験(特にズームやプロ向けコントロール)を提供しますが、控えめな画像処理を克服するには多少のスキルが必要です。RedMagic 9 Pro+は実は2位で——そのカメラは意外と優秀(昼間の写真はミッドレンジのカメラスマホに匹敵)、ただし暗所や動画、セルフィーカメラの犠牲が弱点です。ROG Phone 9はゲーミングフォンの中で最もバランスの取れたトリプルレンズ構成ですが、写真性能ではソニーに一歩及ばず、カジュアル撮影ではRedMagicと同等かやや下回ります。いずれも基本的な用途(SNS、書類スキャンなど)には十分ですが、カメラ重視ならXperia 1 VIが明らかに「卓越したバッテリー寿命を持つハイエンドスマートフォンで、写真愛好家の第一選択」として際立っています。一方、AsusとNubiaも差を縮めており、ゲーミングフォンを使ってもまともな写真が撮れないということはなくなりました——ただしPixelやiPhone並みの計算写真マジックは期待しないでください。

バッテリー持ちと充電速度

これらのスマートフォンはそれぞれバッテリー容量と充電方式に異なるアプローチを取っており、かなり大きな違いがあります:

  • Xperia 1 VI: ソニーは5,000mAhバッテリー(前モデルと同じ容量)を採用しつつも、FHD+解像度とLTPOディスプレイへの切り替えで大幅に持続時間が向上しました。ソニーは実際にXperia 1 VIを「2日持つスマートフォン」として宣伝しています。多くのレビュアーもバッテリー寿命が優れていると認めており、Android Authorityは「卓越したバッテリー寿命」を特長として挙げています。中程度の使用(ウェブ、メッセージ、動画視聴、カメラ少々)で、充電1回で2日目まで十分持つことができ、4K画面の前モデルでは難しかったことです。PhoneArenaのテストでは、Xperia 1 VIは13時間以上のウェブ閲覧20時間超の音声通話を達成し、Xperia 1 Vを大きく上回りました [5] [6]。ピクセル数が以前の約630万から約250万に減ったことで、明らかに効果が出ています。ソニーはまた、夜間のゆっくり充電やバッテリー劣化を抑えるスマート充電機能(Battery Care)も実装しています。一方で、ソニーは急速充電競争には加わっていません。Xperia 1 VIは30W有線充電(USB-PD)に対応していますが、これは以前と変わらず、Qiワイヤレス充電も最大約15Wです。65W以上の充電が主流の時代に30Wは控えめで、実際の使用ではフル充電に約1時間20分かかります(ソニーは30分で50%と主張)。Xperiaのバッテリーの持ちの良さは、急速充電よりも1回の充電で長く使えることに重点を置いています。これを良しとする人もいますが、ヘビーユーザーはより速い充電を望むかもしれません。それでも、ほとんどのユーザーは持続時間が非常に優れているため、日中の充電は不要で、夜間の充電もスマートに管理できます。特筆すべきは、Xperiaのバッテリー健康度が3年後も80%以上を維持できるとされている点で、これは慎重な充電制御によるものです。つまり、ソニーは充電速度よりもバッテリー寿命を重視しています。
  • ROG Phone 9: Asusは前世代(ROG Phoneは以前は6000mAhを搭載)から容量をわずかに減らし、ROG 9では5,800mAhとなりました。これはおそらくワイヤレス充電コイルを搭載し、重量バランスを保つためです [7]。ROG 8より200mAh少ないものの、バッテリー持ちは依然として優秀です。実際、PhoneArenaのバッテリーベンチマークでは、ROG 9 Proは連続3Dゲーム(60Hz)で13時間41分ウェブ閲覧で18時間25分を記録しました。これはスマートフォンの中でもトップクラスの結果です。多くのフラッグシップ機を大きく上回っています(参考までに、Galaxy S24 Ultraはゲームで約13時間53分、iPhone 16 Pro Maxは約12時間4分)。通常使用なら、連続でゲームをしない限り1.5~2日は余裕で持ちます。あるテスターは「バッテリー残量が24%でも全く不安を感じなかった。『まだまだ持つ』と思えた」とコメントしています。これは大容量バッテリーと効率的な3nmチップ、さらにDynamicモードなどの省電力ソフトウェア機能のおかげです。ROG 9は65W HyperCharge有線充電に対応しており(Asusは65W充電器を同梱)、市場最速ではないものの十分高速で、0~100%が約55分です。30分で約74%まで充電でき、急ぎの時に非常に便利です。Asusは65W以上の充電には踏み切っていませんが、これは発熱やバッテリー劣化を避けるためでしょう。また、ROGシリーズで初めて15Wワイヤレス充電にも対応しました。標準Qi(新しいQi2ではありません)で、テストでは「15W仕様より遅く感じる」ものの、ワイヤレスでフル充電には約2時間かかるようです。それでも、ワイヤレス充電が使えるのは便利です。ユニークな点として、ROGのソフトウェアでは充電上限を80%などに設定したり、ゲーム中に「バイパス充電」を使ってバッテリーを保護することもできます。こうした機能により、ヘビーユーザーでも長寿命化が図れます。総じて、ROG Phone 9は耐久モンスターであり、PhoneArenaの過去2年のバッテリーテストでトップ10入りしています。ゲーマーは数時間(重い3Dゲームでも4~5時間以上)連続プレイでき、一般ユーザーなら1日以上は余裕です。65W急速充電のおかげで、バッテリーが切れてもすぐに復帰でき、15分で約50%まで回復可能です。Asusは容量と充電速度のバランスを見事に実現しています。
  • RedMagic 9 Pro+: RedMagicは実際には2つのバリエーションに分かれており、バッテリーに影響します:Proは巨大な6,500 mAhバッテリーを搭載している一方、Pro+(本記事の焦点)は5,500 mAhです。NubiaはPro+をより小型化し、驚異的な充電性能を実現しました――9 Pro+は最大165W有線充電(!!)に対応しています。中国では165W GaN充電器が同梱されており、わずか16分で0~100%のフル充電を謳っています。これは業界トップクラスで、ほとんど信じがたいレベルですが、実際のテストでも約18分で満充電(最後の数%は追加で数分かかることも)できます。トレードオフとして、その16分の充電は5500 mAh用です;通常のProの大容量6500 mAhバッテリーは80Wで充電され、100%まで約35分かかります。興味深いことに、6500mAhのProモデルは充電速度が遅いにもかかわらず、より長い駆動時間を提供します(Nubiaは「2日間使用可能」と主張、Pro+は1000 mAh少ないため約1.5日)。どちらのRedMagicバージョンも、ヘビーユースでも1日余裕で持ちます――9 Pro(6500 mAh)はPocketnowから「バッテリービースト」と称され、5500 mAhの9 Pro+も120Hzディスプレイ(リフレッシュレートが低いほど省電力)のおかげでROGの長寿命に匹敵します。実際のユーザー報告では、Pro+で画面点灯時間8~9時間ほどで、非常に優秀です。最大の特徴は165W充電で、急いでいる時には本当に革命的です。充電中にパーセンテージがどんどん上がるのが見えます:5分で約30%、10分で約65%。コーヒーを取っている間に、ほぼ満充電になります。Nubiaのアグレッシブな充電はデュアルセルバッテリーデザインと高度な放熱機構を採用(充電器とバッテリーが高電流を安全に処理するために通信)。これほどの急速充電では長期的なバッテリー寿命が懸念されるかもしれませんが、RedMagicにはいくつかの保護機能があり、必要なら急速充電を無効化することも可能です。RedMagic 9シリーズにはワイヤレス充電はありません――Nubiaが省いた機能で、おそらくスペースや有線速度重視のため(OI Spiceはワイヤレス非対応を残念と指摘)。また、165W充電器は通常中国モデルのみで、グローバルモデルは80~90Wに制限される場合があります(RedMagic 8 Proグローバル版は過去に中国モデルより充電速度が低かった)。それでも6500 mAhで80Wは十分に優秀です。RedMagicでは、大容量(Pro)と超高速充電(Pro+)のどちらかを選ぶ形になります。いずれにせよ、通常使用でのバッテリー持ちは素晴らしいです。ヘビーゲーマーなら(グローバル版が入手できれば)9 Proの大容量バッテリーを好むかもしれませんが、9 Pro+なら仮にバッテリーを使い切っても、数分の充電で数時間分の使用が可能です。

日常的な観点で言えば、ROG Phone 9とRedMagic 9 Pro/Pro+はいずれもマラソンランナーで、市場でも最も長持ちするスマホの一角です。SonyのXperia 1 VIも最適化のおかげでついに1日以上のバッテリー持ちを実現しました。いずれもヘビーユースでも長時間使えます。Xperiaは充電速度が圧倒的に遅いのが大きな欠点――競合は文字通り3~5倍速く充電できます。夜間の充電を忘れがちな人には、ROGやRedMagicが短時間の充電で助けてくれますが、Xperiaは待たされるかもしれません。一方、Xperiaはバッテリー寿命重視なので劣化が少なく、急速充電機種はソフトウェアや予備容量でこれを補う必要があります。バッテリー関連の既知の問題については、これらの機種で大きなトラブル(膨張など)は報告されていません。1点注意:RedMagicの急速充電は純正充電器で最適に動作し、汎用USB-PD充電器では低いワット数に制限されます。ROGは65WまでのUSB-PD PPS充電器なら問題ありません。Sonyも同様にPD規格に準拠しています。

ソフトウェアとアップデートサポート

ここでこれらのスマートフォンは、哲学的に大きく異なります:

  • Sony Xperia 1 VI: 非常にクリーンなAndroid 14(発売時)と、ソニーの軽量なXperia UIを搭載しています。ソニーのインターフェースはほぼ素のAndroidに近く、アプリドロワーやUI要素などもほとんど変更されていませんが、いくつかソニー独自の追加があります:Cinema Pro/Video Proアプリ(現在はカメラアプリに統合)、Music Pro、Game Enhancerツールなどです。また、ソニー独自のイコライザーやオーディオ設定もありますが、重いテーマや重複アプリはありません。余計なアプリが入っていない体験で、サードパーティのプリインストールも最小限(NetflixとFacebookのスタブのみで、削除可能)です。ソニーのアプローチは意図的に「現在のAIブームを避けて」おり、ユーザーに手動でのコントロールとクリーンなインターフェースを提供することに重点を置いています。Mark VIでの新しいソフトウェアの進展として、ソニーはついにアップデートポリシーを改善しました。Xperia 1 VIの所有者は、3回の主要なAndroid OSアップデートと4年間のセキュリティパッチを受け取ることができます。これは以前の2回のOSアップデートからの進歩ですが、サムスンやGoogle(現在は5年以上)にはまだ及びません。Android Authorityが皮肉ったように、アップデートサポートの弱さと米国での未展開が、Xperiaが真のグローバルフラッグシップになるのを妨げています。実際、ソニーのアップデートの速さも最速ではありません—ただし、Android 15は発売から約8か月でXperia 1 VIに配信されました。日常的な使用では、Xperiaのソフトウェアはスムーズで安定しています。派手なカスタマイズやAI機能でユーザーの行動を予測しようとするものはなく、むしろそれを好むユーザーもいます。サイドセンス(ショートカット用の小さなサイドバー)や外部ディスプレイへの優れた対応(HDMIアダプターでモニターに接続すれば「デスクトップモード」を実行可能)など、マルチタスクの工夫も健在です。また、ソニーはPS Remote Playのような機能をPlayStation所有者向けにネイティブでサポートしている点も独自です。まとめると、ソニーのソフトウェアはクリーンで効率的、かつプロフェッショナルですが、アップデートに関してはやや保守的です。少なくとも1つの新しいAI機能は導入されました:Photo Proの新しいAI深度と自動フレーミングで、被写体の追跡や動画の自動クロップ・ズームをサポートし、クリエイターには嬉しい追加です。しかし全体として、ソニーはギミックを追わず、あなたが知っているAndroidにソニーらしさを加えたものです。
  • Asus ROG Phone 9: ROG 9はAndroid 15を標準搭載して出荷されます(2024年後半に登場する最初の端末の一つです)。AsusはROG UIスキンを提供しており、UIの変更は比較的控えめですが、カスタマイズ用の追加機能は豊富です。セットアップ時に、ROG UIテーマ(ゲーマー向けの尖った美学やパーティクル壁紙など)と、より標準のAndroidに近いクラシックテーマのどちらかを選択できます。ROGソフトウェアの中核はArmoury Crateであり、ゲーマー向けの多彩なオプションが利用可能です(前述)。ゲーム以外でも、便利な機能が多数搭載されています。例えば、ツインアプリ(SNSアプリを2つ同時に実行)、画面録画ショートカット、高度なAlways-On Displayカスタマイズ、Proモデルの背面ドットマトリクスディスプレイ用のAniMe Matrix設定などです。Asusのファームウェアは全体的にスムーズですが、Sonyほどミニマルではありません。ROGの重大な欠点は公式のアップデート保証です:Androidアップデート2年、セキュリティパッチ4年。これはSonyの方針よりも悪く、GoogleやSamsungの5年以上には大きく劣ります。ROG 9の価格を考えると、この短いサポート期間は残念であり、主流のレビューでも指摘されています:「ここで悪いニュースです…Asusは依然として2年間のAndroidアップデートしか約束していません…これらのフラッグシップ端末が1000ドル以上することを考えると重要なポイントです。」。ROGユーザーはこれまで、メジャーアップデートは2回程度(本機ならAndroid 15と16)で、その後は断続的なセキュリティアップデートのみというケースが多いです。良い点としては、Asusは過去のROGモデルでも少ないながらもアップデートを比較的迅速に提供しており、重大なバグ修正も必要に応じて配信しています。しかし、長期的なソフトウェアサポートを重視する場合、ROGは期待外れかもしれません。現在のソフトウェア状況については、2025年半ば時点でROG 9に深刻なバグ報告はなく、ソフトウェアは非常に洗練されています。さらに、通話のリアルタイム翻訳、音声文字起こし、AI壁紙生成など、興味深いAI機能も搭載されています。これらの多くは新奇性の域を出ませんが、Asusが新しいことに挑戦している姿勢がうかがえます。全体として、ROG UIは楽しく機能豊富ですが、Sonyの標準的なアプローチほど洗練されてはいません。ただし、Asusの実績から見て、公式アップデートはAndroid 17までにとどまる可能性が高いことは覚えておきましょう。
  • Nubia RedMagic 9 Pro+: RedMagicは、RedMagic OS 9(発売時はAndroid 14)というカスタムスキンを搭載しています。これは中国系OEMソフトウェアのため、3機種の中で最もクセが強いと言えるでしょう。RedMagicのUIは年々改善されていますが、翻訳の違和感や不要なアプリ(特に中国版を輸入した場合)がまだ残っています。グローバル版にはGoogleサービスが搭載され、中国系の不要アプリもほとんど削除されていますが、いくつかのプリインストールゲームやストアリンクが見つかることもあります。インターフェース自体はかなり派手で、赤と黒のゲーミングモチーフが特徴ですが、テーマの適用も可能です。RedMagic OSにはGame Spaceや「RedMagic Studio」も含まれており、これにより画面を120HzでPCやTVにキャストしてゲームプレイができるのは便利です。ひとつの問題はアップデートサポートです。歴史的にNubiaはアップデートが遅く、回数も限られている傾向があります。多くのRedMagic端末はAndroidのメジャーバージョンアップが1回(運が良ければ2回)しかなく、セキュリティパッチも頻繁ではありません。あるテックサイトが指摘したように、RedMagic 9 Proは技術的には非常にコストパフォーマンスが高いですが、「アップデートの将来が不透明」でソフトウェアの仕上げにも課題があるとされています。RedMagic 9シリーズについて、Nubiaは明確なアップデート方針を公表していません。おそらくAndroid 15といくつかのバグ修正は提供されるでしょうが、長期サポートは期待しない方が良いでしょう。愛好家向けのコミュニティは存在しますが、ニッチな端末なのでカスタムROMの開発は限定的です。日常使用ではRedMagic OSは概ね問題ありません。標準の見た目が気に入らなければカスタムランチャーも利用できます。マルチタスクや通知などは標準のAndroid同様に動作します。一部ユーザーからは、バッテリー節約のためにOSがバックグラウンドアプリをホワイトリスト登録しないと強制終了してしまう「バックグラウンドアプリ管理が厳しい」という不満もあります。これにより通知の信頼性に影響が出ることもありますが、設定で調整可能です。最新のアップデートやニュースについては、Nubiaは発売以降、既知の問題(例えばグローバルモデルが工場出荷状態にリセットすると中国ROMに戻るバグなど)を修正するファームウェアアップデートをいくつかリリースしています。また、カメラアプリのアルゴリズムも更新され、画像処理が改善されました。しかし、発売後に大きな新機能が追加されることはほとんどありません。つまり、RedMagicのソフトウェアは機能的でゲーミング向けの追加機能も豊富ですが、3機種の中で最も洗練度が低く、長期サポートも最も期待できません

まとめ(ソフトウェア):クリーンでほぼ素のAndroid体験を求めるなら、Xperia 1 VIがここでは最適です。不要なアプリがなく上品ですが、アップデート方針はやや控えめです。ROG Phone 9は最も多機能かつ先進的なAndroid体験(Android 15、AIやカスタマイズ多数)を提供しますが、公式サポート期間は最も短いです。RedMagic 9 Pro+は最も独特なAndroidスキンで、好みに合わせて調整するには少し手間がかかるかもしれませんし、長期サポートも不透明です――これは端末の攻めた価格設定とハードウェア重視の代償とも言えます。多くのゲーマーにとってはこれらのトレードオフは許容範囲ですが、3~4年以上同じ端末を使う場合は考慮する価値があります。

補足:3機種ともグローバル版なら標準でGoogle Playサービスとアプリに対応しているので、通常通りすべてのアプリやゲームが利用できます。SonyとAsusは広く展開しているブランドですが(Sonyは米国での展開がないため北米では輸入が必要)、NubiaのRedMagicもニッチながら公式サイト経由で多くの地域(米国、EUなど)に直接販売しており、グローバルROMにはGoogleアプリが含まれています。ただし、RedMagicのUIでは翻訳の精度がやや劣る場合がある点にはご注意ください。

デザインとエルゴノミクス

これらのスマートフォンはそれぞれ独自のデザイン言語を持っています:洗練された実用主義(Sony)未来的なゲーマー(Asus)、そして大胆で透明感のある(Nubia)。ビルド、快適さ、美観を比較してみましょう:

  • Sony Xperia 1 VIのデザイン:ここ数年のXperiaを見たことがあれば、Mark VIは見覚えがあるはずです――フラットなエッジを持つ長方形のスラブで、無駄のないプロフェッショナルな雰囲気です。今世代では、Sonyは(21:9アスペクト比を廃止したため)本体をやや短く、幅広にしました。サイズは162 × 74 × 8.2 mm、重さは192gです。これはROGやRedMagicよりもかなり軽く、スリムです。多くの人がXperiaの重さを「長時間持っていても快適なちょうど良い重さ」と感じています。フレームはグリップ感のあるリッジ加工のアルミニウム製、背面はマットなGorilla Glass(背面はVictus、前面はVictus 2)です。リッジ加工の金属とフラットな側面は優れたグリップを実現しており、Android Authorityは「ケースなしのスマートフォンの中でおそらく最高のグリップを提供する」と評しました。ただし、フラットで角ばったエッジは、曲面エッジのスマートフォンと比べて手のひらにやや鋭く感じることがあります。Sonyは実用的な工夫も維持しています:右側の電源ボタン内蔵静電容量式指紋センサー(高速かつ信頼性が高いが、ディスプレイ内蔵型と比べるとやや古風)、2段階シャッターボタン(カメラ使用時に質感が良く満足感あり)、さらに工具不要のSIM/microSDトレイ(爪で取り出せます)。驚くべきことに、このスマートフォンはIP65/IP68の防水・防塵性能も備えており、水深1.5mで30分間の浸水にも耐えられます。そして、3.5mmヘッドホンジャックも上部エッジに健在で、2025年のフラッグシップではますます珍しい端子です。全体的な見た目は控えめで、背面の小さな「Xperia」ロゴとカメラ横のZeiss T✻レンズ表記以外は非常にミニマルです。カラーバリエーションはブラック、プラチナシルバー、カーキグリーン、限定のレッド(派手なネオンやRGBはありません)です。Xperiaは「ゲーミングフォン」とは叫ばず、むしろスタイリッシュなメディア/コンテンツ制作デバイスのように見えます。多くの人にとってこれはプラスです。薄型で軽量なためポケットにも入れやすいです。洗練されたプロフェッショナルなデザインと快適さを重視するなら、Xperia 1 VIは優れています。ただし、この美観は「好きか、イマイチか」――Sonyのボクシーな対称性を愛する人もいれば、曲線ガラスのライバルと比べてやや古臭いと感じる人もいます。
  • Asus ROG Phone 9のデザイン: Republic of Gamersブランドらしく、ROG 9は大胆でSF的な美学を持っています。物理的にも大きなスマートフォンで、約173 × 77 × 10.3 mm(公式な寸法は上記に記載されていませんが、ROG 8は173×77×8.9で、ROG 9は冷却とバッテリーのためにやや厚くなっています)および約240gです。手に持つと重厚感と堅牢さを感じます。背面が特に特徴的で、ROG Phone 9 ProにはAniMe Matrix LEDドットディスプレイが搭載されています。これは648個のミニLEDで構成されたグリッドで、カスタムアニメーションや通知、システム情報などをレトロなピクセルアートスタイルで表示できます。未使用時は背面デザインに溶け込み(オフ時は見えません)、背面の他の部分には幾何学的なアクセント、Republic of Gamersのロゴ、鋭角なカメラモジュールがあります。カラーはファントムブラックやストームホワイトなどがあり、特にホワイトは印象的です(過去にはマットホワイトの特別版もありました)。Asusは素材も改良し、マット仕上げで「結晶化」ナノテクスチャーによりシルクのような手触りと指紋の付きにくさを実現しています。RGB好きにも嬉しいポイントとして、標準のROG 9(Proでなくても)にも背面に発光するROGロゴがあります。ビルドクオリティは最高レベルで、画面はGorilla Glass Victus 2、背面はVictus(またはDX)、フレームは金属製です。前面は上下ベゼルが比較的小さく(左右対称)、デュアルステレオスピーカーとセルフィーカメラを搭載。ノッチやパンチホールはなく、ゲーマーが好む完全な画面を実現しています(ベゼルはXperiaよりやや大きいですが、十分スリムです)。右側にはAirTriggerセンサー(控えめにマーク)、左側にはAsus独自のサイドマウントUSB-Cポート(USB 3.2 Gen2)とアクセサリー用コネクタピンがあります。このサイドポートにより、横持ちでゲーム中も充電ケーブルが手に当たらず、AeroActiveクーラーやデスクトップドックも装着可能です。プレイ中のエルゴノミクスに優れた素晴らしい機能です。さらに、底面にはUSB-Cポート(USB 2.0)と3.5mmジャックも搭載——Asusはこれを残しており、ゲーマーにとっては嬉しいポイントです。ROGのエルゴノミクスは横持ち使用に最適化されており、重心が中央にあり、横向きで持ったときにバランスが良く、丸みを帯びたエッジとやや厚めのボディでしっかりと握れます。確かに大きくて重い端末で、片手操作は難しく、ポケットでも少し膨らみます。しかしAsusは冷却とバッテリー容量のため、あえて薄さを追求しませんでした。デザインは「未来的かつ洗練された雰囲気」を放っているとAsusは述べています。ROGの外観を「ゲーマーのライフスタイルの象徴」として絶賛するゲーマーもいれば、より控えめなスマホを好む人には派手すぎると感じるかもしれません(ただしブラックモデルでLEDをオフにすれば、点灯するまでかなり控えめに見えます)。耐久性も高く、今やある程度の防水性も備えています——興味深いことに、ROG Phone 8/9はIP68認証を取得しており、ROGシリーズ初です。追加ポートがあるにもかかわらず、内部にゴムガスケットなどを使って密閉に成功したのでしょう。水回りでも神経質になる必要はありません。要するに、ROG Phone 9のデザインは「ハードコアゲーマー」を強く主張し、ゲームの快適さのための工夫が満載ですが、その分大きく重い端末となっています。
  • Nubia RedMagic 9 Pro+ のデザイン: RedMagicのスマートフォンも独自のアイデンティティを持っています。透明な背面、内蔵LEDファン、大胆なカラースキームが特徴的です。RedMagic 9 Pro+ には、トランスペアレントシルバートランスペアレントブラック、標準のブラック(さらに限定のバンブルビーイエローエディションも)などのバリエーションがあります。透明モデルでは、スタイリッシュな内部構造を覗くことができ、例えばRGBライトで照らされた回転ファンが見えます。まさに話題のきっかけになるデザインです。デザインは従来のRedMagicよりもフラットで洗練されており、9 Proシリーズはスリムでフラットなデザイン、カメラの出っ張りなし(カメラは背面ガラスの下にフラットに収まっています)を採用しています。これにより、テーブルの上でもガタつかず、手に持ったときも滑らかです。背面にはエッチングパターンが施され、X字型ロゴのモチーフやサイバーパンク風のデカール(透明バージョンでは一部のテキストやグラフィックで部品がラベル付けされています)があります。ROGのドットマトリクスほど派手ではありませんが、クールな印象です。フレームはアルミ製で側面はフラット、ソニーのアプローチに似ていますが、角やエッジは快適さのためにわずかに面取りされています。サイズ面では、RedMagic 9 Pro+はおおよそ168.5 × 77.1 × 8.9 mm、重さは約229g(デバイスの仕様による)です。サイズ的にはXperiaとROGの中間で、ROGに近いものの少し軽めです。また、注目すべき物理的特徴として、専用のゲームモードスライダースイッチ(赤く塗装)が側面にあり、これを使うと即座にゲームハブが起動します。触感も良いです。ショルダートリガーエリアは控えめにマークされています。通常のデュアルSIMトレイがありますが、microSD非対応(これはソニーのみが対応)。デメリットとしては、高いエアフローのファンを搭載するため、RedMagic 9 Pro+はIP規格未対応で、通気口から水が簡単に入ってしまいます。そのため、プールや埃の多い場所ではリスクがあります。エルゴノミクス的には、内蔵ファンの存在で重心がやや上部(ファンの位置)に寄ることがありますが、全体的にはバランスが取れています。背面がフラットでROGよりやや薄いので、ポケットにも入れやすいです。ただし、幅が77mmと広いため、手の小さい方は片手操作が難しいかもしれません。前面は全画面で、ディスプレイ下インカメラのおかげでノッチやパンチホールが一切ありません。画面占有率は非常に高く(Nubiaの宣伝では約95%)、下部にわずかなチンがあるだけです。まるで未来的なガラス板のように美しい見た目です。その代償として、ディスプレイ下カメラの画質はやや劣ります。ビルドクオリティはしっかりしていますが、ROGほどタフではないかもしれません(RedMagicはやや薄く、可動部品もあります)。RedMagicは3.5mmジャックも維持しており(通常は上部)、phonearenaの記事でも「全モデルに – なんと – 3.5mmイヤホンジャックが付いている!」と称賛されていました。まとめると、RedMagic 9 Pro+のデザインは大胆で未来的、かつゲーミングフォンとしては意外と洗練されていると言えます。ファンやRGBなどテクノロジー感のある派手さはありますが、日常使いにも十分なスリムさです。内部構造を見せるのが好きでゲーマー的な美学が気にならなければ、間違いなくおすすめです。控えめな外観が好みなら、ブラックバージョンで落ち着いた印象になります(ただしファン用の窓は残ります)。

エルゴノミクス&日常の取り回し:Xperia 1 VIは最も扱いやすい ― 軽量で細身、グリップ感のあるテクスチャーにより、長時間や片手操作でも快適です(ある程度まで―依然として縦長ですが、以前よりはマシです)。ROG Phone 9は最もかさばる ― 両手操作がほぼ必須ですが、横持ちゲーム用に意図的に設計されており、その快適さは抜群です(尖った部分がなく、ポート配置も考慮されています)。RedMagic 9 Pro+はその中間で、フラットな側面がしっかりとしたホールド感を提供し、カメラの出っ張りがないのも手に優しいです。ただし重さはROGに近く、長時間使うと重さを感じます。3機種とも冷却対策が施されています:高負荷時、ROGとRedMagicは温かくなりますが、熱をうまく拡散します(ROGは中央部、RedMagicはファンの排気口から)。Xperiaは冷却が控えめなため、集中的な使用時はカメラ付近の上部が熱くなることがあります。素材面ではいずれも高級感のある金属とガラス製。外観を保ちたいならケース推奨(特にROG/RedMagicは背面が傷つきやすい)。ただし多くのゲーマーは、通気口やトリガーを塞がないためにROG/RedMagicをケースなしで使うことを好みます―そしてその堅牢な作りなら問題ありません。

デザインは主観的ですが、ざっくり言えば:Xperia 1 VI控えめでスリムなフラッグシップが欲しい方におすすめです。目立ちすぎず、実用性重視(防水、SDスロット等)で設計されています。ROG Phone 9ゲーマー向けの主張の強い一台が欲しい方、重さを気にせず、ゲーミングに特化した機能的デザインを評価する方に。まさにゲーミングデバイスという感触です。RedMagic 9 Pro+目を引くユニークさ(透明なRGBファン!)が欲しいけれど、比較的スリムなものが良い方に。会話のきっかけにもなり、ゲーミングの個性と日常使いの実用性が融合しています。

接続性(5G、Wi-Fi、ポート、オーディオ)

3機種とも当時の最先端の接続性を備えていますが、対応機能やバンドに違いがあります:

  • ネットワーク: 各機種とも5Gの幅広いバンドに対応しており、通常はグローバルネットワーク向けのsub-6 GHz 5Gをサポートします。Xperia 1 VI(グローバルモデル)は欧州/アジア向けに広いバンド対応ですが、米国では公式販売されていないため、輸入した場合一部の米国5Gバンドが完全対応しない可能性があります。ROG Phone 9はsub-6に加え(一部地域で)mmWave 5Gにも対応し、北米(2025年初頭)でも発売されたため、米国キャリア向けバリエーションがあります。RedMagic 9 Pro+グローバルもsub-6 5G対応(mmWave非対応、これは多くの中国製スマホと同様)。LTEも全機種広く対応しています(ただしXperiaは米国向けキャリアアグリゲーションの組み合わせが一部不足している場合あり―主にEU/UK/JP向け)。
  • Wi-Fi: Snapdragon 8 Gen3搭載端末であるため、Wi-Fi 7の機能は3機種すべてにハードウェアレベルで備わっています。ROG 9とRedMagic 9 Pro+は、Wi-Fi 7対応(Wi-Fi 7 / 802.11beサポートを宣伝)で出荷時から利用可能です。Xperia 1 VIは当初Wi-Fi 6E(最大6GHz帯)対応で発売されましたが、後にソニーがソフトウェアアップデートを提供し、Xperia 1 VIでもWi-Fi 7を解放しました。したがって現時点では、3機種すべてがWi-Fi 7ルーターを利用してマルチギガの無線速度、低遅延、より高いマルチ接続信頼性を活用できます。実際の使用では、Wi-Fi 7アクセスポイントがあればダウンロードが速くなり、オンラインゲームもより安定します。もちろん、Wi-Fi 6/5などとの下位互換性もあります。
  • Bluetooth: 3機種すべてBluetooth 5.3(LE Audio対応)を搭載。LDACやaptX HD/Adaptiveなど高音質コーデックに対応(ソニーはLDACや360 Reality Audioで特に優秀、AsusやNubiaもaptX等をサポート)。コントローラーやイヤホンなどのBluetooth接続も各機種で問題なく動作します。ROGはGame Genieで特定のBTイヤホン向け低遅延モードも搭載。
  • USBと拡張性:Xperia 1 VIはUSB-Cポート(USB 3.2 Gen2)を1つ搭載し、モニター接続用の映像出力(DisplayPort alt-mode)に対応。さらにmicroSDカードスロット(最大1TB)を唯一備えており、大容量のメディアや4K動画撮影に最適です。ROGとRedMagicはmicroSD非対応(最大512GBまたは1TBの大容量内蔵ストレージを採用)。ROG Phone 9は実はUSB-Cポートを2つ搭載:側面ポートはUSB 3.2 Gen2でHDMI出力やアクセサリー対応、下部ポートはUSB 2.0(充電/データ用)。この側面ポートの柔軟性は、ミニコンソールやデスクトップ的な使い方に便利です。RedMagic 9 Pro+はUSB-C(USB 3.x)を1つ搭載し、映像出力やPCライクなモード(独自キャストソフト経由)にも対応。RedMagicはUSB-Cに接続するドックも販売しており、HDMIやEthernetなどを追加でき、実質的にデスクトップモードを実現します。
  • オーディオ: ヘッドホン端子とスピーカーについては前述しましたが、改めて:3機種すべて3.5mmジャック搭載で素晴らしいです。全機種ステレオスピーカーも搭載。ROGはDiracチューニングで音量も大きめ、RedMagicも9シリーズでステレオスピーカーが強化(旧モデルのバランス問題も9 Proで改善)。Xperiaのフロントスピーカーはやや静かですが非常にクリア。各機種ともノイズキャンセルやステレオ録音用の複数マイクを搭載。ゲーマーやオーディオファンには、ジャック搭載で有線ヘッドセットや外部マイクが簡単に使えるのは大きな利点です。特筆すべきはROG Phone 9のAeroActive Cooler X Proにはサブウーファー内蔵&3.5mmジャックパススルーがあり、ファンアクセサリー装着時に音質を強化できます。
  • GPS&その他: すべての機種が(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDouなど)通常の衛星測位システムに対応。NFCも搭載(グローバルモデルで利用可、Nubiaの中国モデルは無効な場合あり、グローバルRedMagicはNFC搭載)。加速度センサー、ジャイロ、コンパス、近接センサーなども全機種搭載。ROGとRedMagicは高性能なハプティックモーターも搭載(AsusはX軸リニアモーター、RedMagicは4D Shockでゲーム中の反動などを振動で再現)。
  • 特別な接続性: ROGのサイドポートは、Asus独自のアクセサリー(クーラー、デスクトップドックなど)に接続できます。RedMagicは、一部モデルで背面にマグネット式クーラー用のピンがあります(9 ProシリーズはNubiaの「Turbo Cooler」をUSBポートを占有せずにサポートするかもしれませんが、9で確実かは不明です—8 Proにはそのようなピンがありました)。Xperiaには独自コネクタはありませんが、USB-C外部モニターや外部マイク・DACアクセサリー(ソニー純正もあり、Xperia ProのHDMI入力でカメラモニター利用など—1 VIもUSB-C HDMI入力アダプターでフィールドモニターとして使える可能性あり)に対応しています。Xperiaはクリエイター向けに設計されているため、ソニー製カメラやPCとの接続性が高く(Xperiaを高品質Webカメラとして使うソフトも提供)、拡張性が強みです。

ネットワーク性能と既知の問題点について: これらのスマートフォンで重大な接続トラブルは報告されていません。XperiaユーザーはWi-Fi 7対応のアップデートが必要でしたが、現在は解決済みです。ROG Phone 9は多くのストリーマーに使われており、安定したWi-Fiと5G性能が高く評価されています(複数アンテナとゲーミングモードのネットワーク最適化でpingの急上昇を回避)。RedMagicの接続性も堅実ですが、特にアメリカ地域では対応バンドのために正しいグローバル版を購入する必要があります。PhoneArenaのRedMagic発売記事では、米国版が1か月後に登場し、Nubiaがグローバルバンドに積極対応していることが述べられています。

まとめ(接続性): 3機種とも最新規格にしっかり対応しており、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3、NFC、デュアル5Gなどが利用可能です。Xperiaはストレージ拡張ができ、唯一完全な防水対応です。ROGは複数ポートとアクセサリー対応、さらにIP68の堅牢性が特徴。RedMagicは防水性を除き、低価格で高い接続性とコンテンツ消費に最適なノッチなし画面を提供します。有線・無線どちらのゲーマーも、いずれもゲームパッド接続(BluetoothコントローラーやUSB有線)、低遅延オーディオ(ジャック経由)、高速インターネットでオンラインプレイが可能です。接続性で不満を感じることはないでしょう—用途に合わせて選べばOKです(例: メモリーカードやIP等級が必要ならXperia、充電しながらHDMI出力やLAN接続したいならROG、それらが不要ならRedMagicで十分)。

価格と地域別の入手性

これらの端末の価格や入手性は大きく異なり、それぞれやや異なる市場セグメントをターゲットにしています:

  • Sony Xperia 1 VI: ソニーのフラッグシップは常に高価で、流通もややニッチです。Xperia 1 VIは、ベースモデルの12GB RAM、256GBストレージで$1,399 (USD) / £1,299 / €1,399で発売されました。この価格設定はiPhone 15 Pro MaxやGalaxy S24 Ultraと同等かそれ以上なので、間違いなくウルトラプレミアムなデバイスです。512GBモデル(日本など一部地域では16GB RAMバージョンも)もあり、さらに高価です――日本では最上位モデルが約¥218,900(約$1,360)で、為替換算すると少し安くなっています。ただし、ソニーはXperia 1 VIをアメリカではキャリアや公式チャネルを通じて発売しませんでしたヨーロッパ(イギリス、ドイツなど)、東アジア(日本、台湾)、一部市場で入手可能です。イギリスやEUでは、ソニーのオンラインストアや一部小売店で販売されています。アメリカでは、愛好家は(多くの場合ソニーのヨーロッパサイトやAmazon Japanから)輸入する必要があります。つまり、アメリカではキャリア補助や保証サポートが簡単には受けられません。What Hi-Fiによれば、「アメリカやオーストラリアでは発売されません(もし興味があれば、約$1700/AU$2500になるでしょう)」とのことです。そのため、入手可能性は限られています。興味深いことに、ソニーはアジアで一定の成功を報告しています:台湾での予約注文は前モデル比で50%増加し、関心の高まりを示しています。販売されている地域では、カラーバリエーションは通常ブラック、シルバー、グリーン(時折レッドなどの限定色も)です。ソニーの価格戦略は、ヨーロッパではMark VIをMark Vと同じ価格に据え置きましたが、高価な機能(4K画面)を削除したため、もっと安くすべきだと感じた人もいました。実際、Xperia 1 VII(2025年の後継機)はヨーロッパで€1499に値上げされ、1 VIが比較的「安かった」ことを示しています。販売地域にいる場合は、最高額を支払うことを覚悟してください――ソニーは割引やキャリア契約をあまり行いませんが、時折ヘッドホンのバンドルや予約特典を提供することがあります。
  • Asus ROG Phone 9: Asusは、ハードウェアを考慮すると主流のフラッグシップよりやや安い価格設定を選びました。ROG Phone 9(12GB/256GB)のベースモデルは、米国で$999.99からです。ROG Phone 9 Pro(16GB/512GB)$1,199.99です。そして、AeroActive Coolerが付属するROG Phone 9 Pro “Edition”(24GB/1TB)は、$1,499です。ヨーロッパでは価格はユーロでもほぼ同じ(例:€999や€1299)ですが、国によって入手状況が異なる場合があります。これらの価格は高額ですが、最大スペック(1TBストレージ、24GB RAM ― 主流フラッグシップでは前例のない仕様)を考慮すると、ROGは特別なプレミアムデバイスとして位置付けられ、適切な購入者には価格に見合う価値を提供します。重要なのは、AsusがROG Phone 9シリーズをこれまでよりも早くグローバルリリースするために大きく動いたことです。2024年11月19日に世界同時発表され、Asusは米国での発売アナウンスも行い、2025年第1四半期から販売開始予定です [8]。これは進歩で、以前のROG Phoneは北米で遅れて発売されたり、そもそも発売されなかったこともありました。米国ではAsus公式ストアやAmazonなどでSIMフリー版を購入できますが、キャリア経由(契約販売)はありません(BYODのみ)。ヨーロッパやアジアではAsus公式サイトや一部小売店で販売され、インドや一部市場では入手が限られるか、輸入のみの場合もあります(ROG Phoneはニッチだが熱心なファン層がいます)。2025年半ばまでには、多くの地域でROG Phone 9がオンラインで簡単に入手できるようになるでしょう。AsusはAeroActive CoolerをPro Editionバンドルや他のグレードの早期購入特典として同梱することが多いです。Kunai Gamepadやドックなどのアクセサリーも別売りしています。ライバル機種と比べると、ROGの$999からの価格は実は妥当で、GalaxyやiPhoneのベースモデルと同等ですが、より優れたスペックを提供します(ただしカメラ性能や長期アップデートは劣ります)。重要なのは、ターゲット顧客がゲーミング機能に十分な価値を見出していることです。ROG Phoneの販売台数は比較的少ない(ニッチ)ですが、Asusは継続的に改良を重ねており、十分に利益が出ていることを示唆しています。
  • Nubia RedMagic 9 Pro+: RedMagicのスマートフォンは、そのスペックに対して攻めた価格設定で知られています。中国では、RedMagic 9 Pro+は16GB/256GBモデルが5,499元(約775ドル)からスタートしました。最上位の24GB/1TBモデルでも6,999元(約985ドル)で、フルスペック構成でも1,000ドル未満と、他社と比べて非常にお得です。グローバル価格では通常上乗せがありますが、それでも主流ブランドより安価です。RedMagic 9 Pro(ベースモデル8/256GB)はグローバルで約649ドル、9 Pro+も構成によっては799~899ドル程度だったようです。PhoneArenaの報道によると、米国版は2023年12月に発表、2024年1月に販売開始と示唆されています。実際、RedMagicの公式グローバルサイトでは中国発売の1~2か月後にこれらの端末が掲載されることが多いです。入手性については、RedMagicは自社ウェブサイトを通じて国際的に(北米、欧州、アジアの一部)直接販売しています。キャリアや大手小売店では販売されていないため、通常はオンラインで購入し、配送してもらう形です。発売時にはアーリーバード特典(例:無料アクセサリーや小幅な割引)を実施することも多いです。米国ではT-MobileとAT&Tのネットワークにしっかり対応していますが、Verizonには非対応です。欧州ではほとんどの国に適切なバンド対応で出荷されます。保証やサポートについては注意が必要で、Nubiaは一部地域でローカル修理拠点を設けるなど改善していますが、キャリアショップのように簡単ではありません。それでも、コストパフォーマンスは非常に高く、Snapdragon 8 Gen3、6.8インチAMOLED、165W充電などが数百ドル安くSamsungやROGより手に入ります。Redditのあるユーザーが簡潔に述べたように、「RedMagic 9 Pro+を買おうか迷っているなら、買うべき…パフォーマンスが素晴らしく、ほとんど熱くならない」――多くの人がその価格対スペック比に惹かれています。Nubiaは時折、RedMagic 9S Pro+(Snapdragon 8+ Gen3や冷却強化版)など、ややアップグレードしたモデルを数か月後に出すこともあり、購入判断が難しくなることもあります。しかし総じて、RedMagicはハイエンドゲーミングスマホへの最も手頃なルートです。デメリットはリセールバリュー(ブランド知名度が低い)やサポート期間の短さですが、初期費用の安さは圧倒的です。

地域差: Xperiaは主に欧州・アジア向け、ROGは米国を含むグローバル展開、RedMagicも直販でグローバル展開です。インドではSony端末は現在ほぼ流通しておらず(輸入のみ)、ROGも限定的(ROG 6が最後の広範な発売、ROG 9は公式流通が少ない可能性)、RedMagicも公式展開は通常ありません(グローバルサイト経由で輸入する形)。欧州・英国の購入者は3ブランドすべて入手可能(Sonyは公式ストア、ROGはAsusやサードパーティ、RedMagicはEU倉庫経由の公式サイト)。オーストラリアやカナダの消費者も同様にSonyは輸入、ROGはAsus経由、RedMagicはグローバルサイト配送で入手可能です。

値下げ: Sony端末は在庫が限られているため価格がしばらく維持される傾向があり、最終的に小幅な値下げやバンドルがある場合も。Asus ROG端末は後継機が近づく6~12か月後に値下げされることがあります。RedMagic端末は最初から非常に安価なため大きな値下げはあまりありませんが、次世代モデル登場時には旧モデルが50ドル程度安くなることもあります。

参考までに、ここで各機種の基本価格(おおよそのグローバル価格)を簡単にまとめます:Xperia 1 VI – $1399(もし米国で販売されていれば;英国では£1299);ROG Phone 9 – $999ROG Phone 9 Pro – $1199RedMagic 9 Pro+ – 約$799(公式ではありませんが換算による推定;実際のグローバル価格はミッドトリムで£709/€749程度かもしれません)。RedMagic 9 Pro(無印)は$650(8+256)で発売され、2023/24年のコストパフォーマンスに優れたスマートフォンの一つとなりました。

要するに、予算が問題でない場合や、最も洗練されたプレミアム製品を求めるなら、XperiaやROGを選ぶ傾向になるでしょう。コストパフォーマンス重視ならRedMagicが勝ります。ただし、RedMagicの購入は海外メーカーとの直接取引になる点も考慮してください—それを気にしない人もいれば、AsusやSonyのような現地サポートの安心感を好む人もいます。

専門家のコメントとレビュー

これらのスマートフォンについて、専門家やレビュアーの意見を紹介します:

  • Xperia 1 VIについて、Android Authority「ここ数年で最高のソニーのフラッグシップ」と評価し、「ソニーならではの特徴—優れたユーザー体験とゲーミング体験、途切れのないディスプレイ、最高クラスのシリコン—は健在だが、カメラの多様性向上とバッテリー持続時間の増加によって全体的な体験がさらに高まった」と称賛しています。ただし、高価格と米国未発売が欠点と指摘しています。TechRadarのレビュアーはズームレンズに夢中になり、「Sony Xperia 1 VIは今年カメラで最も楽しめた機種の一つ」と述べていますが、低照度オートモードではライバルに遅れを取っているとも指摘しています。専門家は総じて、SDスロットやイヤホンジャックなどの実用的な機能や、ファンが望んだバッテリー・明るさの改善を維持している点を評価しています( [9])。総評としては、これはエンスージアスト向けのスマートフォンであり、そのこだわりを理解できる人には愛される一方、一般ユーザーには価格や細かなクセがネックになるかもしれません。
  • ROG Phone 9については、多くのレビュアーがその圧倒的なパフォーマンスに感銘を受けています。PhoneArena「エリートへようこそ!」と称し、ROG 9 ProのSnapdragon 8 Eliteチップがベンチマークで「競合を圧倒した」と述べています。さらに、「AppleのA18 Proを打ち負かす有力候補」とするテストもあると示唆しています。HotHardwareなども、日常使用の「圧倒的な速さ」と165Hzディスプレイの快適さを強調。デザインの洗練(従来のROGより控えめ)や、ついにワイヤレス充電とIP規格に対応した点も好評です。最大の批判点は(Android PoliceやAndroid Centralなど複数メディアが指摘)、アップデートポリシー—このクラスで2年のアップデートは不十分という点です。それでも、ゲーミングデバイスとしてはROG 9がクラス最高であると専門家は口を揃えます。Android Centralは新しいAI機能やクーラーアクセサリーを強調し、「Asusは次世代ゲーミングフォンをさらにAIで強化し、日常利用もサポート」と述べています。そして、ROGを本来の目的で使えば体験は他に類を見ません:クーラーを装着し、AirTriggersをマッピングすれば、レビュアーが携帯型ゲーム機と比較するほどのモバイルゲーミングリグが完成します。
  • RedMagic 9 Pro+は、主流ではないため期待値が低めに設定されがちですが、価格以上のパフォーマンスを発揮することが多く、レビュアーを驚かせる傾向があります。Notebookcheck(OI Spice Tech経由)は、OISやワイヤレス充電がない点を除けば、RedMagic 9 Proシリーズは「印象的なカメラ品質、長持ちするバッテリー、興味深いユーザーインターフェース、そして素晴らしいディスプレイ体験」を提供しており、「ゲーミング志向のスマホとしてお買い得」とまとめています。多くの人がRedMagic端末をゲーミングフォンの「コスパ王者」と呼んでいます。PocketnowはRedMagic 9 Proを「バッテリーモンスター」と称し、その堅牢な作りとパフォーマンスを評価しました。専門家の共通した指摘として、RedMagicのソフトウェアはまだ洗練されていない部分がある(例:Android Authorityは過去バージョンで未翻訳部分や独特なUIの決定を指摘)ものの、徐々に改善されています。9 Pro+では、画面下カメラの搭載やカメラの出っ張りがないフラットなデザインが、革新性や使い勝手の面で高評価を得ました。Nubiaが限界に挑戦している点も好意的に受け止められています(165W充電は皆を驚かせました—PhoneArena「RedMagic 9 Pro+はわずか16分でフル充電できる」と強調)。総じて、専門家はRedMagicを「最大スペックを最小価格で求めるゲーマー向け」であり、大手ブランドほどの洗練やサポートがなくても気にしない人に向いていると述べています。多くのYouTubeレビューも、主にゲームやパフォーマンス重視ならRedMagicで大きく節約でき、コアな体験で失望することはないと結論付けています。

既知の問題点やコメントについて:完璧な端末はありません。Xperiaは4K撮影時の発熱管理(まだ完全には解決していない)や、手動調整なしではハイライトを白飛びさせやすい点でやや批判を受けています。ROGのスピーカーは、PhoneArenaによればデザイン変更の影響で以前ほど素晴らしくはないものの(それでもROG 7は最高の音と評価)、新しいクーラーのサブウーファーが補っています。また、ROGは大きな端末で万人向けではないという指摘もあり、Pocket-lintのレビューでは「ゲーミングパワーハウス」だが、写真撮影や携帯性重視で買うものではないと述べられています。RedMagicの専門家からの一般的な批判は、平均的なカスタマーサポート、不明確なアップデート計画、画面下インカメラの品質が低い(そのため高品質を求めるVloggerやビデオ通話の多い人には不向き)などです。

最後に、今後のモデルや噂についても触れておきます:

  • ソニーはすでにXperia 1 VIIを発売しており、2025年半ばに登場しました。Snapdragon「8 Elite」チップセット(次世代、恐らくGen3の高クロック版)や、新しい48MP超広角カメラ(従来の12MPから向上)、4回のOSアップデート/6年間のセキュリティ保証などの強化が盛り込まれています—ソニーは要望に応え、サポートを改善しました。Xperia 1 VIIは価格も約€1499に上昇。Xperiaファンにとっては、ソニーが強み(カメラ、長期利用)をさらに強化し、弱点(アップデート)を改善したことを示しています。Mark VIIはデザイン言語を維持しつつ、「Auto Framing」などAIカメラ機能も追加。今1 VIを検討している人は、1 VIIを待つ価値があるか(地域によっては1 VIの在庫が1 VII登場で少なくなる可能性も)を考えるかもしれません。
  • Asusは通常、次世代のSnapdragonフラッグシップSoC(おそらくSnapdragon 8 Gen4)が利用可能になった際にROG Phone 10を発表します(2025年末が予想されます)。Qualcommの次期チップ(噂では「Snapdragon 8 Elite 2」とも呼ばれる)は、新しいCPUアーキテクチャ(Oryonコア)とさらに大きな進化をもたらすと期待されています。もしそうなら、ROG Phone 10は再びAndroidのパフォーマンスを再定義する“モンスター”になるかもしれません。Asusがこの流れを継続することは予想でき、AI機能のさらなる統合や、もしかするとアンダーディスプレイカメラの実験(あくまで推測ですが、ROGはベゼルカメラを残す最後の機種の一つです)もあるかもしれません。現時点で具体的なリークはありませんが、これまでの流れからすると、ROG Phone 10またはROG Phone Xが2025年末に登場する可能性があります。その間、Asusは一部市場でROG Phone 9 “FE”(Fan Edition)をリリースしました。これはコストを抑えたややスペックダウン版です。つまり、さまざまな予算に対応するラインナップ拡大を進めています。
  • NubiaはすでにRedMagic 10シリーズに移行しています。実際、RedMagic 10 Proは同じSnapdragon 8 Gen3(8 “Elite”のブランド名)を搭載しつつ、さらに強化されています:7050mAhバッテリー(!)と1.5K 144Hzフルスクリーンディスプレイです。RedMagicの極端なスペックへのこだわりがうかがえます——7050mAhはスマホ史上最大級のバッテリー容量です。また、AIやグラフィックス向けの専用Red Core R3チップも導入し、フレームレートや安定性を向上させています。したがって、RedMagic 9 Pro+の後継として、次世代Snapdragon(Gen4)を搭載したRedMagic 10S Pro+またはRedMagic 11が登場する可能性が高いです。Nubiaは年2回のサイクル(新チップ搭載モデルと中間リフレッシュの“S”)を採用する傾向があります。2024年中頃にはRedMagic 9S Pro+がAntutuスコアで記録を更新したとの話もありました。したがって、RedMagic 10S/11が2024年末から2025年初頭にかけてSnapdragonの次期チップとともに登場することが予想されます。噂では、Nubiaがアンダーディスプレイ指紋認証(すでに搭載済み)、UDカメラ技術の改良、さらなる高速充電(もしかすると200W?)などにも挑戦する可能性が示唆されています。また、ゲーミングタブレットやノートPCなど他のデバイスにも展開を広げています。

結論として、これらの各デバイスはそれぞれの分野である種の先駆者です。Xperia 1 VIは写真・メディア愛好家向けでありながら、ゲーミング性能も備えています。ROG Phone 9は妥協なきゲーミング&パフォーマンスの王者であり、今や万能スマホとしても優秀です。RedMagic 9 Pro+はコストパフォーマンスの破壊者で、価格の一部で90%の体験を提供し、犠牲はごくわずかです。新モデルも続々登場予定(Xperia 1 VIIはすでに登場、ROGとRedMagicも来年中にリフレッシュの可能性大)なので、最先端技術を求めるユーザーには魅力的な選択肢が揃っています。

ご覧の通り、万人にとっての“絶対的な勝者”は存在せず、結局はあなたの優先順位次第です。最後に、それぞれのデバイスの長所と短所をまとめます:

Sony Xperia 1 VI – 長所&短所

長所: 美しい6.5インチ 120Hz 4K→FHD+ OLED(輝度50%アップ) [10]; 卓越したカメラの多様性(可変望遠ズーム、プロ仕様アプリ); 強力なバッテリー持ち(最大2日間); 軽量(192g)かつ高級感あるデザインと優れたグリップ; MicroSDスロットと3.5mmジャック搭載; IP65/68防水; 余計なアプリが少なく、ほぼ素のAndroid体験。

短所: 非常に高価で入手が限られている(米国での公式発売なし);充電は30Wのみで、ライバルよりかなり遅い;自動カメラモードはHDRや低照度で競合に遅れをとることがある;ソフトウェアアップデートの約束(OSアップデート3回)は市場リーダーより劣る(以前よりは改善);ニッチな魅力 ― 一部機能(例:マニュアルカメラ操作)は習得に時間がかかる;mmWave 5G非対応(米国ユーザーの一部には重要かも)。

Asus ROG Phone 9 – 長所と短所

長所: 比類なきパフォーマンス ― Snapdragon 8 Gen3 “Elite”搭載でベンチマーク最高スコア、持続的な高速動作;6.78インチAMOLED(最大165/185Hz)は超なめらか&非常に明るい;AirTrigger超音波ボタン+豊富なアクセサリー(クーラー、ゲームパッド)で本格ゲーミング体験;モンスターバッテリー(5800mAhで1日以上余裕);高速65W充電(0–100%約55分)+新15Wワイヤレス充電;高品質ステレオスピーカー&3.5mmジャックも健在;デザイン向上(IP68防水、洗練されたスタイル)でゲーマー感と実用性を両立;Android 15標準搭載、豊富なカスタマイズ&AI機能も。

短所: 大きく重い ― ポケットや片手操作には不向き;ゲーマー向けデザイン(控えめになったが)で日常使いには好みが分かれる;カメラ性能はまずまず、フラッグシップには及ばない(普段使いには十分だが全シーンで最高画質は望めない);主要ソフトウェアアップデートは2年のみ ― 業界リーダーより大幅に短い;価格が高い(特にPro/Editionモデルは最大$1499に達することも);販売は主にオンライン/アンロック版(キャリア割引なし);ストレージ拡張不可(購入時に十分な内蔵ストレージを選ぶ必要あり)。

Nubia RedMagic 9 Pro+ – 長所と短所

長所: 驚異的なコストパフォーマンス ― フラッグシップ仕様で価格はライバルより数万円安いことも多い;6.8インチ全画面AMOLED(ノッチなし、120Hz、高輝度)で没入感抜群;内蔵アクティブ冷却(ファン搭載)で高負荷時もパフォーマンス持続&本体が熱くなりにくい;長持ちバッテリー、さらに業界最速165W充電で超高速充電(0–100%約16分);便利なショルダートリガーボタン&充実したGame Space機能;3.5mmジャック&ステレオスピーカー搭載;個性的なデザイン(透明モデルやRGBファン)で目立つ;ベースモデルでも大容量RAM&ストレージ(例:16GB+256GB)を手頃な価格で提供。

短所: 公式なIP防水なし(通気口があるため水濡れ注意);カメラは一部フラッグシップ機能が不足(OIS/EISなし、AI頼みで低照度に弱い場合あり);画面下インカメラは従来型より自撮り画質が劣る;ソフトウェア(RedMagic OS)はやや粗削りでアップデート期間も短め(通常1~2回のAndroidバージョン);アフターサポートが限定的 ― 保証サービスが十分でない場合や利用しにくいことも;RAM管理が厳しめ、プリインストールアプリも一部あり(グローバル版は大幅改善);主に直販のみ ― オンライン購入や関税・配送サポートに慣れている必要あり。


まとめ: モバイルゲーマーとして最高のフレームレートを追い求める方も、プロレベルの写真撮影を望むクリエイターも、あるいは単に主流とは違うスマートフォンを求める方も、これら3機種には多くの魅力があります。Xperia 1 VIは洗練されたマルチメディアの獣であり、すべて(ゲーム、映画、写真)を少しずつ楽しみたい方、そしてソニー独自のアプローチにプレミアムを払うことを厭わない方に最適です。ROG Phone 9は、最高のパフォーマンスとゲーミング機能以外は妥協しないゲーマーにとって究極の選択肢です。携帯型ゲーム機の代わりになるだけでなく、それ以上の体験を提供します。RedMagic 9 Pro+は、ハイエンド仕様をより手頃な価格で提供することでゲーミングフォンの概念を民主化し、コストを抑えつつも外出先でハイエンドゲームを体験したい熱心なユーザーにとって素晴らしい選択肢となっています。

それぞれのスマートフォンは、近い将来の展望も示しています。ソニーはより幅広い層への訴求とバッテリー性能の向上に注力し(そして成功し)、ASUSはAIと極限のハードウェアを融合させて次世代のゲーミング体験を追求、Nubiaは急速充電とフルスクリーン技術を新たな高みへと押し上げています。スマートフォンのイノベーションが加速する今、これらの機種は「妥協なきスマホ」の作り方が一つではないことを示しています。

最終的には、あなたにとって理想的な選択肢は何を最も重視するかによって決まります。次のカメラショットや4K HDR映画を外出先で楽しみたいならXperiaが最適。トリガーの反応速度やFPSを最優先するならROGがまさにあなたのための一台。そしてコストパフォーマンスを重視し、財布を痛めずにゲームを楽しみたいならRedMagicは無視できません。どれを選んでも一つだけはっきりしているのは、2025年のフラッグシップスマホ市場はかつてないほど多様で刺激的であり、この3機種がそれぞれの方法で先頭を走っているということです。楽しいゲームライフ(そして撮影やブラウジングも)を!

出典:

  • TechRadar – 「Sony Xperia 1 VI レビュー: 妥協を求められるオールドスクールなフラッグシップ」
  • PhoneArena – 「Sony Xperia 1 VI 発売日、価格、特徴」 [11]
  • What Hi-Fi – 「Sony Xperia 1 VI レビュー」
  • Android Authority – 「Sony Xperia 1 VIはここ数年で最高のソニーフラッグシップ(もし買えれば)」
  • PhoneArena – 「Asus ROG Phone 9 Pro レビュー: 圧倒的なパワー」
  • Android Central – 「ASUS ROG Phone 9はAIゲーミング機能を備えたスピードスター」 [12]
  • ASUS News Release – 「ROG Phone 9シリーズ発表」 [13]
  • PhoneArena – 「高スペックなRedMagic 9 Proシリーズが中国で発表」
  • Notebookcheck (OI Spice) – 「RedMagic 9 Pro および Pro Plus レビュー」
  • PhoneArena – 「RedMagic 9 Pro+ 外部レビュー」
  • Android Authority – 「RedMagic 10 Pro レビュー:ASUSを自分の土俵で打ち負かす」(トレンド)– RedMagicのバッテリーと冷却を強調。
  • PhoneArena – 「Sony Xperia VII 発売日、価格、特徴」(Xperia 1 VII 情報用)。
  • PhoneArena – 「Sony Xperia 1 VI vs Xperia 1 V: The Times They Are a-Changin’」(変更点まとめ用) [14].

References

1. www.phonearena.com, 2. www.phonearena.com, 3. www.asus.com, 4. www.androidcentral.com, 5. www.phonearena.com, 6. www.phonearena.com, 7. rog.asus.com, 8. www.asus.com, 9. www.phonearena.com, 10. www.phonearena.com, 11. www.phonearena.com, 12. www.androidcentral.com, 13. www.asus.com, 14. www.phonearena.com

Battle of the Hybrid Cinema Cameras: Sony FX3 vs Canon EOS R5 C vs Panasonic Lumix GH7 – Which Cinematic Powerhouse Reigns Supreme in 2025?
Previous Story

ハイブリッドシネマカメラ対決:Sony FX3 vs Canon EOS R5 C vs Panasonic Lumix GH7 ― 2025年、最強のシネマカメラはどれか?

Canon’s Mirrorless Titans Face Off: EOS R3 vs R5 Mark II vs R6 Mark II – Which Reigns Supreme in 2025?
Next Story

キヤノンのミラーレス巨頭対決:EOS R3 vs R5 Mark II vs R6 Mark II ― 2025年の覇者はどれか?

Go toTop